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趣味の写真とカメラ、被写体について取り留めもなくただただ綴り続けるブログ。

中欧を巡る列車旅 Part.1 ドイツ編

 こんばんは、Eugene Roteflugelです。

 

今回の記事は、中欧ドイツとオーストリアの列車旅の記録です。

この旅で使用したカメラはRICOH GR。2018年の10月にLightroom Classic CCでのRAW現像を始めたばかりなので、3月に旅した今回の写真は全てカメラにお任せの撮って出しJPEGです。

 

訪れたのは下の五つの都市。それぞれに見所があるので、その中からそれなりの出来の写真を選んでみます。なんだか長くなりそうなので、ドイツとオーストリアで分割…

 

目次

 

 

ドイツの主要都市、フランクフルトへ  

この旅の出発点はフランクフルト。

アンネフランクの家、欧州中央銀行ゲーテハウスあたりを巡りました。

日本に比べると治安が良くないのが目に見えてわかりました。特に元日本代表主将長谷部選手が所属するサッカーチーム、アイントラハト・フランクフルトの熱狂的フーリガンが凄かった…

警官隊とフーリガンの睨み合いのシーン、撮るとトラブルになりそうでそっと眺めるだけで終えたという…

 

色々と歴史的価値のあるスポットもありますが、ドイツの都市の中では最も犯罪発生率が高いそうなので、訪れる際は一応注意したい街です。

 

 

駅から欧州中央銀行方面へ向かう道。この通りは明るいので危険はないけど、数本隣は旅行者は気をつけた方が良いと言われる通りがあります。実は少し歩いてみたのだけど、確かに薄暗いしあまり良い雰囲気ではありませんでした。新宿の外れをイメージして頂ければ近いかもしれません。

 

 

 市内はトラムが走っています。歩行者のためにスピードを落としたりだなんて全然してくれないから、結構気をつけて歩かないと危ないかも。

 

 

 

 

 

この3枚の写真は大聖堂で撮りました。正式名称はKaiserdom St. Bartholomäus。

フランクフルト市内を見渡せる展望塔Domturmが併設されています。

  

 

この写真は レーマー広場で。なぜ海外の観光地ってシャボン玉で子供と戯れている人が多いんだろう…。シアトルでもみた。

 

それからゲーテハウスに足を運びました。そう、ゲーテの生家ですね。今は博物館になっています。

ゲーテと言えばシューベルトでしょうか。ゲーテの詩にシューベルトが音楽をつけた作品に、魔王、野ばらなどの有名作品がありますね。

  

フランクフルトの写真はこれくらいです。もう少しあるにはあるのだけど、大人の事情です。(※同行者の顔がうつっているのでアップしません。 )

 

ちなみにフランクフルト、ドイツでは5番目の規模だそうです。たしかにこじんまりとはしていました。ベルリン、ハンブルクミュンヘン、ケルンがここより大きな街だとか。今回はミュンヘンには足を運びましたが、残りの3都市には行くことができなかったので、別の機会に是非行ってみたいです。

 

 

いざ、中世ヨーロッパの街、ローテンブルクへ!

 

この先は楽しい列車移動です。フランクフルトからローテンブルクまで。フランクフルト市内からは電車を乗り継ぎ、2〜3時間。

 

■列車ルート

Frankfurt(Main)Hbf発

Wurzburg Hbf乗り換え

Steinach(b Rothenb)乗り換え

Rothenburg o d Taub着

 

 

 

列車の中はとても快適。日本の新幹線よりずっと綺麗なのでは。乗り換えが2回あり、ドイツ語が話せるわけではないので全く不便はないかというとそうではないけれど、英語が話せればなんとでもなります。

 

途中でサンドイッチを購入。パンがとにかく硬い!

  

 列車の窓から見えた途中駅。小さな田舎町だからか一気に通過。

 

線路沿いの街並みがフランクフルトから割とすぐにこういう風景に変わります。まぁとにかくかわいらしい。

 

やがて北海道のような景色も目にすることが出来ます。車移動での旅であればこういう地域でも少し写真を撮りたかった。

 

 

長い列車旅を終えてローテンブルク駅に。この特急列車にはミュンヘンへの移動でお世話になることに。いやー快適でした。

 

 

 

駅から徒歩で10分程でローテンブルクの街の入口が見えてきます。街の中も当然綺麗なのですが、私としてはやはりこのレーダー門が見えた時が一番嬉しかった。

 

 ちなみにこのレーダー門の内側が旧市街で、壁で囲われています。その壁には登ることが出来て、ちゃんと一周回れるようになっています。建物の2、3階程度の高さで結構見晴らしも良いです。

 

 

 

これ、何のボトルかというとワインです。ドイツといえばフランケンワイン。もちろんリースリングだとかもありますし、いやビールだよという気もしますがフランケンワインも良いですよ。日曜日は法定休日で基本的にお休みのお店が大半なので、ホテルで部屋飲みしたければ事前購入を。

 

ローテンブルクはご覧の通り、中世ヨーロッパの景色を見ることができる街です。以前はやはり工業都市のイメージが強いドイツでしたが、ここに来てその印象が変わりました。

 

 

地元のひとたちが食事をするこじんまりとしたレストランに入りました。おばあちゃんに連れられた男の子はあまりアジア人を見たことがないのか、不思議そうにこちらを見ていました。日本から来たことおばあちゃんに伝えると、それを聞いた男の子はにっこり笑って『やーぱん、やーぱん』(日本人のこと)と連呼していました。

 

市庁舎ですらこの建築。すごいすごくてすごい(語彙力)。

 

路地が本当にお洒落。なんでもないところが絵になるのはやはり歴史の深さでしょうか。

 

 

 

教会は外せないな、ということで見ておきました。

 

 

カフェも外観だけではなく、内装も凝ってあります。でもこだわっているというより、これが普通なのかもしれない。

街角で遊ぶ子どもたちもお洒落に見えてきた。これは決してビールとは関係ないはず。

 

 

ドイツ最後の訪問地、ミュンヘン

 

ローテンブルクからミュンヘンも長い列車旅。時間帯によってやや所要時間に差はありますが、3時間半〜4時間半は見ておく必要があります。

 

 

車内でもパチリ。

 

 

ミュンヘン新市庁舎ですね。駅とほぼ直結していて便利。というか建物、お城みたい。この辺がやっぱりヨーロッパの良いところ。行政施設すら撮りがいあります。

 

教会もやっぱり立派ですね。おじいさんがゆっくりと杖を両手に持って歩いていく姿、祈りは通じたのでしょうか。聖母教会というところで撮りました。

 

 

 

Residenzmuseumで美術品も見ました。豪華の一言に尽きます。

 

建築へのこだわりがここまで感じられるのもやはりヨーロッパならでは。アメリカでは見られない精緻さです。

 

 

ヴィクトリアーリエンマルクト・ビアガーデンで飲んだジョッキビールは最高でした。

 

ミュンヘンはかなりの大都市で、見所であふれていました。この街では一泊しただけだったのですが、もう少し滞在すればよかった…。

 

中世の街を巡る列車旅もついに半分が終わりです。次はオーストリアザルツブルクへ。映画サウンドオブミュージックの世界です。

 

ご興味ある方は下記記事をどうぞ

 

eugene-roteflugel.hatenablog.com

 

 

それでは。

 

Eugene Roteflugel