フォトログ - 写真でディスクが一杯です -

趣味の写真とカメラ、被写体について取り留めもなくただただ綴り続けるブログ。

写真映え抜群!旧前田侯爵邸洋館・和館

こんばんは、Eugene Roteflugelです。

 

駒場東大前駅から徒歩圏内の、旧前田侯爵邸洋館・和館に行ってきました。前田侯爵とあるので、大変歴史ある建物かと思い込んでいたら実はまだできて100年経っていないとか。

 

それはさておき、東京に住んでもう10年が経つというのに今までこんなに綺麗な建築物があるとは知りませんでした。駅から近いのだけど、駒場公園の入り口が駅方面からだとひっそりとしていてわかりにくいので見落としやすいかも。

 

 

それではまずは洋館から、ゆるっと紹介していきます。 

  

旧前田侯爵邸洋館

 

東京都のHPに簡単な建物の歴史情報が記載されています。

 

旧前田家本邸は、旧加賀藩主で前田家第16代当主の利為(としなり)が自邸として建てました。昭和4年(1929)に洋館が、昭和5年に和館が竣工しました。最初は洋館のみを建設する予定でしたが、のちに外賓のための施設として和館も計画されました。洋館1階は晩餐会を行なう重要な社交の場で、2階は家族の生活の場でした。
洋館の南には広大な芝庭が広がり、和館には茶室も備え、築山と流れに囲まれた回遊式の庭園が、趣を変えながらも有機的につながっています。

 

HPリンク

www.syougai.metro.tokyo.jp

 

洋館というと勝手な想像ですが明治時代のイメージでした。というわけで新しいです、本当に。でも重厚な佇まいはしっかりと歴史を感じさせます。文章では伝わりません。早速写真での紹介にうつりましょう。

 

建築様式に明るくないのでパッと見た感じだと明治の建物と言われても私にはわからない。いや、それくらい重厚感があるということ…

 

照明や壁紙、カーテンなどとにかく内装がお洒落。目の前には駒場公園が広がっています。この一階のフロアでは外交団や皇族を招いたパーティーが催されていたとか。建物自体もそうですが、住む世界が違うとはこのことか…

 

個々の部屋もさることながら、私はこの階段が一番グッときました。渋みのある赤絨毯、適度なステップの長さと脚をあげるのに苦労のないよう計算された一段毎の高さ。絶妙です。階段フェチ…。

 

2階はソファのセットとカーテンの類、絨毯、落ち着いた照明、とにかく高級感に溢れる装飾の数々。加賀百万石の財の成せる贅沢の限りというかなんというか…

 

 

 

旧前田侯爵邸和館

 

さて、和館です。洋館のすぐ裏手に位置しています。洋館ほど規模は大きくないですが、外賓をもてなすために建てられたとかで障子や窓の造りがいかにも品のある佇まいでした。

 

夕方にさしかかり、白熱電球の灯りでちょっと写真を撮りにくい環境だったので枚数は少ないです。というか洋館が良すぎて和館に着いた頃には疲れていたので勢いもなく…

 

 

午後の遅めに行くのであれば、小ぶりで中が暗めの和館を明るいうちにさらっと撮ってから洋館を撮るのがいいかもしれません。

 

旧前田侯爵邸はやはり洋館がメインですね。横浜の山手洋館のように写真映えを狙った小物が飾られていたりはしないけれど、とにかく作りの良さが写真撮りを惹きつける素晴らしさでした。見学は無料ですし、建築が好きな方はぜひ。

 

横浜山手洋館の記事もせっかくなので覗いてみて頂けると嬉しいです。

 

 

eugene-roteflugel.hatenablog.com

 

 

それでは!

 

Eugene Roteflugel